バッチ博士のフラワーエッセンス 認定者特別講座 体験談
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〜「バッチ博士のフラワーエッセンスエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)技法習得の為の個人補助講座」体験談
(クライエントモデルへのEPPの実技練習を通して)〜
瀧口智子
(日本フラワーエッセンス協会®認定バッチフラワーエッセンスセラピスト)
掲載日: 2011年 11月 16日

                                                  
●EPPを使用した対面練習セッション
<クライエント情報>

氏名: Tさん
性別:女性
年齢:58歳
職業:専業主婦
既往歴:2010年 声帯ポリープ 現在は治癒
住まい:夫との二人暮らし
セッション内容:事業不振の夫に対する思いについて
セッション日時:2011年9月28日(水)


<セッション>
Tさんは、現在IT機器の部品を製造する中小企業の経営者である夫との二人暮らしです。
リーマンショック以降、夫の会社は経営不振が続き、これまで倒産するかしないかの境界線でなんとか続いてきたといいます。Tさんは夫の会社を存続させるために、これまで何軒かの親戚から数千万という借金を借りに頭を下げたり、長年住み続けた持ち家を手離したりしたそうです。しかしながら、そんな努力も実ることはなく夫の会社はこの度倒産を迎えることとなりました。
法的な手続きはこれからという現在の心境を、Tさんはセッションの中で語ってくれました。

Tさんは現在の置かれた自分の状況について「(夫のことは)見ていてはがゆい。でも自分でもどうしたらいいか分からない」と言いました。また、夫に対する思いについて「これまで支えてきたからこれからも(夫の)背中を押していきたい気持ちもあるし、私のことを犠牲にしてきたという気持ちもある」とも言いました。そして今Tさんがぶつかっている壁については、「一緒に(倒産を)見届けたいし、戦っていきたいけれど、口出しをさせてくれるのかな。もう頼っていられない部分もあるから、経済的に自分は自立しなくちゃいけないのかな。どちらを選んだらいいのかな」と話しました。
最終的に今後どのようになりたいかについてTさんは、「(夫の)背中を押してあげたいし、自分自身の背中も押してくれる何かが欲しい」と話し、セッションのテーマが決まりました。


<リーディング>
リーディングによってTさんに選ばれたフラワーエッセンスは、“オリーブ”、“ウォールナット”、“アスペン”でした。
ウォールナットは転換期にありながら新しい一歩を踏むことが困難な方に勇気を与えてくれるフラワーエッセンスです。
セッションテーマは「(夫の)背中を押してあげたいし、自分自身の背中も押してくれる何かが欲しい」ですが、セッションの中でTさんは「もう頼っていられない部分もあるから、経済的に自分は自立しなくちゃいけないのかな」とも話しています。ウォールナットはTさんがこれからも夫を支えていくべきか方向性を見失いそうな現在の状態をサポートしてくれるのではないかと思われます。

アスペンは、どう対処したらよいのか分からない不安や恐れを抱いている人にリーディングされやすいフラワーエッセンスです。
セッションの中でTさんは「(夫のことは)見ていてはがゆい。でも自分でもどうしたらいいか分からない」と話していることから、今まで経験したことのない今後の行く先に少なからず不安を感じている可能性が考えられます。アスペンは未知なるものに立ち向かう勇気、恐れと向き合う自信を与えてくれるフラワーエッセンスです。Tさんの「どうしたらいいか分からない」気持ちをサポートしてくれるのではないかと思われます。

ウォールナットもアスペンも、保護オーラを作り防御目的としても使われるエッセンスです。Tさんはセッションのテーマでは「(夫の)背中を押してあげたい」と話していますが、セッションの中で「私のことを犠牲にしてきたという気持ちもある」と言っており、本心と、本心とは別の考えが共存している状態です。これらのエッセンスは、感情が動いてしまうときなどの波動の保護として、Tさんをサポートしてくれるのではないかと思われます。

オリーブは、自分自身を酷使する傾向があるときにリーディングされやすいフラワーエッセンスです。
セッションの中でTさんは「もう頼っていられない」と話していることから、今までは夫を頼ることにエネルギーを注ぎ込んできた可能性が考えられます。オリーブは、心身に強さを与え、エネルギーを再度補給してくれます。「(夫の)背中を押してあげたい」というTさんの気持ちに、オリーブは活力を与えてくれるのではないかと思われます。


<対応チャクラ>
・第3チャクラ・・・ウォールナット
・第5チャクラ・・・オリーブ、アスペン

第3チャクラは意思や考え、自我の確立やパワーを司るチャクラです。
「(夫の)背中を押してあげたいし、自分自身の背中も押してくれる何かが欲しい」といったTさんは、意思は明確であるけれども新しい段階に入っていくことが難しいのではないかと思われます。
ウォールナットは、体と心を変化に適合させ、人や環境などの影響から保護し、自我の確立を司る第3チャクラを整えてくれるのではないかと思われます。

第5チャクラは、表現や信頼、本当の自分を知ることやコミュニケーションを司るチャクラです。
セッションの中でTさんは「一緒に(倒産を)見届けたいし、戦っていきたいけれど、口出しをさせてくれるのかな」と言っています。また、Tさんは過去に声帯ポリープを患っていた既往があります。甲状腺や喉まわりに症状がある方は、自分の主張や表現を抑えがちな人に多くみられる傾向があります。
オリーブは疲れきった喉のチャクラに活力を与え、アスペンは様々な外側の影響から第5チャクラを保護し、整えてくれるのではないかと思われます。


<ヒーリング>
Tさんが横になり、エネルギーペネトレーションペンダントによるヒーリングがはじまると、Tさんは咳き込むようになりました。Tさんの咳き込みは、ヒーリングの途中まで続きました。

選ばれた3つのフラワーエッセンスのうち、2つが第5チャクラに対応したことや、声帯ポリープの既往歴があること、また現状で咳き込みがみられたことから、ミックスボトルの溶液をTさんに飲んでもらった後、ミックスボトルで第5チャクラに働きかけ、誘導ヒーリングも使ってこれらの花のエネルギーを感じてもらいました。

ヒーリング終了後、Tさんは「フラワーエッセンスが口に入った瞬間、とてもいい感じがしました」と言いました。


<セッション終了後>
セッションが終了して3日後、Tさんは「あれからたまに咳き込むことがあるけれど、フラワーエッセンスを飲むとなぜか止まるの。(ミックスボトルを持ち歩くのを)忘れると時々不安になるの」と話してくれました。

その後Tさんは約2週間、毎日ミックスボトルを持ち歩いていたそうです。

セッションが終了して3週間後、Tさんは「そういえば最近ミックスボトルの存在を忘れてたわ。フラワーエッセンスの作用はよく分からなかったけど、喉が痛い時にフラワーエッセンスを飲んでから寝ると、次の日には良くなってるの」と話してくれました。
フラワーエッセンスは肉体的症状にダイレクトに働きかけるものではありませんが、フラワーエッセンスのエネルギーによって、Tさんの喉の不調和が緩和させられたのではないかと思われます。

また、Tさんは「(夫の)会社の動きは自分から聞くことはないから分からないけれど、お父さん(夫)とは昔ほど仲が悪いわけじゃないし上手くいってる方かな。この前おばあちゃん(夫の母)に会社の現状を話したら、話し方が他人事だって怒られたのよ。被害者はこっちなのに」とも言いました。Tさんの中で夫が自分を犠牲にしてきたという気持ちは現在もあるようですが、夫婦仲は以前よりも良くなっていることから、Tさんの中で夫を支えようという気持ちはあるものと思われます。
Tさんがテーマの中で述べた「自分自身の背中も押してくれる何かが欲しい」ことに対し、エッセンスは応えられたのかもしれません。



●EPPを使用した遠隔練習セッション

<クライエント情報>
氏名:Mさん
性別:女性
年齢:30歳
職業:保険会社勤務
既往歴:10年くらい前に潰瘍性大腸炎
住まい:彼氏との二人暮らし
セッション内容:転職を控え不安になっている状況について
セッション方法:電話
セッション日時:2011年10月29日(土)
エッセンスの渡し方:郵送


<セッション>
Mさんは、都内の保険会社の営業をしている会社員です。ノルマのある業務内容はMさんにとって負担ではあるようですが、お客様と接することが好きなMさんは成績も良く、表彰されたこともあるそうです。
しかしながら、これ以上今の仕事を続けることは肉体的にも精神的にも限界を感じているようで、また以前より福祉分野に興味があったことなどから、このたび福祉業界への転職をすることに決めたそうです。
電話セッションの中で、Mさんは現在の心境を語ってくれました。

Mさんは現在の転職活動について、「転職活動してるとさ、塞ぎ込んじゃうだよね。履歴書を書いてると暗くなっちゃうの。特技とか書けないんだもん」、「普段から自分のこと何も分かってなかったんだなあって、自分のことを考える時間なんてなかったことに気付いたよ」と言いました。
また、現在のMさんが抱えている気持ちについて、「会社には辞めること言ったよ。でも次のところが見つかっていないから不安ではあるよね」と言いました。
また、現在のMさんの職場での立場については、「どんどんいい先輩が辞めてっちゃって、今私が一番上なんだ。年下の子って人に聞くばかりで自分で調べたりしないの。甘えてる人間って嫌いだからこの前いいかげん無視したらその子怒っちゃって。自分が悪いくせに怒るなんて本当に呆れるし面倒くさいよね」と言いました。
今後最終的にどうしていきたいのかについては、「とにかく就活が無事に終わって早く皆でご飯を食べたりして安心したい」と言い、セッションのテーマが決まりました。


<リーディング>
リーディングによってMさんに選ばれたフラワーエッセンスは“クラブアップル”、“スウィートチェストナット”、“チコリー”、“オリーブ”、“ゲンチアナ”でした。

クラブアップルは、小さなことにこだわりストレスを感じてしまいがちな人に選ばれやすいエッセンスです。
Mさんはセッションの中で、「年下の子って人に聞くばかりで自分で調べたりしないの。甘えてる人間って嫌い」と話しており、職場での人間関係で多少なりともストレスを感じている様子が見受けられます。また、「人に聞くばかり」の後輩の行動を毛嫌いしている様子もみられます。
クラブアップルは、小さなことに気にかけるのを止め、大きな視点で物事をみられるようにしてくれるフラワーエッセンスです。

スィートチェストナットは、限界を感じていたり、孤立を感じている人に選ばれやすいフラワーエッセンスです。
Mさんはセッションの中で、「転職活動してるとさ、塞ぎ込んじゃうだよね。履歴書を書いてると暗くなっちゃうの」といったことや、「次のところが見つかっていないから不安ではあるよね」と話していることから、先の見えない不安を感じている可能性が考えられます。
スィートチェストナットは、夜明け前の闇の状態といわれ、暗い道の先にある光を信頼して進んでいくことをサポートしてくれるフラワーエッセンスです。

チコリーは、ビジネスのように条件付きで相手を操作しがちな人にみられやすいフラワーエッセンスです。
セッションの中でMさんは、「年下の子って人に聞くばかりで自分で調べたりしないの。甘えてる人間って嫌いだからこの前いいかげん無視したらその子怒っちゃって。自分が悪いくせに怒るなんて本当に呆れるし面倒くさいよね」と話しました。
Mさんはこの後輩のことを人に聞いてばかりで甘えていると思いながらも、今まではそれを流してきたようですが、「いいかげん」感情が出てしまったようです。そんなMさんの接し方に対してこの後輩は反省するどころか逆に怒ってしまい、Mさんは「呆れるし面倒くさい」という感情を抱いたのだと思われます。
チコリーは、与えることに見返りを求めなくなり、また、思いやりの心や自分に対する自信をもたらせてくれるフラワーエッセンスです。

オリーブは肉体面や、感情的な物事に関わって疲れているときに選ばれやすいフラワーエッセンスです。
Mさんは転職活動をしながらも現役で勤務しており、また職場では人間関係で多少なりともストレスを感じていることから、心身が疲労を感じている可能性が考えられます。
オリーブは、自分が行える限度を理解し、心身に強さと活力を与えてくれるフラワーエッセンスです。

ゲンチアナは、特定の理由で落ち込んでいるときや、不安になっているときに選ばれやすいフラワーエッセンスです。
セッションの中でMさんは「転職活動してるとさ、塞ぎ込んじゃうだよね。履歴書を書いてると暗くなっちゃうの。特技とか書けないんだもん」といったことや、「会社には辞めること言ったよ。でも次のところが見つかっていないから不安ではあるよね」と話しています。
Mさんは履歴書に特技を書けないことや、次の職場が決まっていない不安からか、悲観的になっている様子が見受けられます。
ゲンチアナは、疑いを退け、信じることと明るさをもたらしてくれるフラワーエッセンスです。


<対応チャクラ>
リーディングによって、クラブアップルは第2・第3チャクラに、スィートチェストナットは第3・第5チャクラに、チコリーは第3・第4チャクラに、オリーブは第2・第3・第4チャクラに、ゲンチアナは第4チャクラに対応しました。
(今回の遠隔セッションでは、複数のチャクラを特定する方法をとりました)

第2チャクラは人間関係や感情表現を司るチャクラです。
セッションの中でMさんは、職場での後輩との人間関係で少なからずストレスを感じていることが分かり、第2チャクラを整える必要性が考えられます。
第2チャクラに対応したクラブアップルは、細かいことにこだわることを止め、大きなことに目が届くようにしてくれます。
また、この他に第2チャクラに対応したオリーブは、ストレスのある状況下でも上手く対処できるようになることをサポートしてくれます。

第3チャクラは、意思や考え、自我を司るチャクラです。
セッションの中でMさんは「特技とか書けないんだもん」といったことや、「普段から自分のこと何も分かってなかったんだなあ」といったことに対して「暗くなっちゃう」と話しており、第3チャクラをしっかりと整える必要性が感じられます。
第3チャクラに対応したクラブアップルは、小さな視点ではなく大きな視点でものごとをみられるようにしてくれます。
また、この他に第3チャクラに対応したスィートチェストナットは、信頼と安心感を与え、チコリーは自分に対する自信をもたらしてくれます。
最後にこれら以外に第3チャクラにも対応したオリーブは、自分の行える限度を理解させてくれるようにサポートしてくれます。

第4チャクラは、ありのままを許すこと、分かち合うこと、信頼や受容を司るチャクラです。
セッションの中でMさんは、履歴書に特技を書けない自分に落ち込んだり、人に甘えてばかりの後輩に反感を抱く様子が見受けられることから、第4チャクラを癒す必要性があるのかもしれません。
第4チャクラに対応したチコリーは、無条件に他者に与えることをサポートし、また、自分に対する自信をもたらせてくれるフラワーエッセンスです。
そしてこの他に第4チャクラにも対応したオリーブは、エネルギーを与えることと受け取ることのバランスを整えてくれ、ゲンチアナはどんな困難な状況下でも結果を信頼することをサポートしてくれます。

第5チャクラは本当の自分を知ること、コミュニケーションや表現、調和や信頼を司るチャクラです。
Mさんは履歴書に特技を書けないことや、「普段から自分のこと何も分かってなかった」ことから、本当の自分を知ることについてつまずいている状態が見受けられます。また、職場の後輩とのコミュニケーションで調和がはかれていないことからも、第5チャクラを整える必要性があると思われます。
第5チャクラに対応したスィートチェストナットは、否定的な状況下でも抵抗したり立ち止まったりせずに信頼して進んでいくことをサポートし、また、進んでいくことに対して安心感を与えてくれるフラワーエッセンスです。


<ヒーリング>
遠隔セッションに必要なツールを用いて、リーディングされたフラワーエッセンスを使い、エネルギーペネトレーションペンダントによる遠隔ヒーリングを行った。


<セッション終了後>
Mさんがミックスボトルを使用してから4日目に、電話で連絡がありました。そして、ミックスボトルを使用してからの気付きなどについて話してくれました。

「まずね、就活のために1週間有給をとったの。辞めるまでに有給消化しなくちゃいけないから、今が一番とる時かなって」
「フラワーエッセンスを飲んでるからなのかなあ。毎月PMSがあるんだけど、穏やかでいられるんだよね。たとえばTちゃん(同棲中の彼氏)が飲んで帰ってくるのが遅くてもそれを咎めないようにしようって気持ちになるの。だって相手にもいろいろ理由があるから」
「なんかの本で読んだんだけどさ、ネガティブな考えに逃げるほうが人間って楽になるんだって。ネガティブな考えって麻薬様作用があるらしいの。それを知ってからネガティブに考えないようにしようって思うようになったの」
「(チコリーのフラワーエッセンスについて)確かに私は見返りを求めるタイプ。でも気付いたら今まで見返りを求めるから苦しいことっていっぱいあったことに気付いたんだよね」
「そうそう、第一希望じゃないんだけど、一社書類審査は通過したんだよね」。

Mさんは「1週間有給をとった」のと、「ネガティブに考えないようにしようって思うようになった」ためか、カウンセリングの時のような落ち込んだ様子は少しも感じられず、声も話し方も非常に生き生きとしていました。
働きながら就活をしていたMさんに、オリーブのフラワーエッセンスが休みをとることを促し、ゲンチアナが明るさをもたらしてくれたのかもしれません。
また、Mさんは会話の中で「飲んで帰ってくるのが遅くてもそれを咎めないようにしようって気持ちになれたんだよね。だって相手にもいろいろ理由があるから」「確かに私は見返りを求めるタイプ。でも気付いたら今まで見返りを求めるから苦しいことっていっぱいあったことに気付いたんだよね」と話していることから、クラブアップルが大きな視点で物事をみることを助け、チコリーが気付きを与えてくれたのかもしれません。
また、「一社書類審査は通過したんだよね」いったことから、先の見えなかった道に小さな光を照らすのをスイートチェストナットがサポートしたのかもしれません。

Mさんがミックスボトルを使用しはじめてからさらに1週間後、再び電話で連絡がありました。
「今日第二希望の会社の内定がもらえたんだ。そこは高齢者福祉で私は障害者福祉が第一なんだけれど、(第二希望の)会社の体制も面接した事務の方もしっかりしてて、そこで働いてもいいような気がしてるの」と嬉しそうに報告してくれました。
第一希望の会社の内定が出るのには時間がかかるようですが、Mさんに次の就職先が見つかったことは、まさにスウィートチェストナットの夜明け前の闇の状態から、光を見出すことができたのかもしれません。