バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2) 体験談

直線上に配置


〜「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)体験談」〜

野山みずき 

●「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」 受講申し込みから講座初回まで
「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」の2013年の内容改編に伴いボディワーク的技法が新たに加わったと知り、これはぜひ受けたい!と思ったものの、あっという間に1年が過ぎてしまった。

2014年初夏、「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」が日中に開催されるとわかり、講座の開催は何か月も先なのに、早々に仮予約をした。
昼間開催となると仕事面などそれなりの調整が必要になる。
が、会場への行き帰りも楽になるし、新しい学びにも余裕を持って取り組めるだろう、と思ってのことだった。

そして、第1回目の講座。
実は私は知らない場所が苦手だ。
相当の方向音痴でもあるので、会場へ行きつけるかがまず心配だし、そこにはどんな人がいて、どんなことをやるのかがまた心配になる。
こんなに心配性の恐がりなら、ずっと家にいればいいと思われるかもしれないが、それはそれで面白くない。
職場に行かない日は家にいるか図書館へ行くかという2つの選択肢が生まれ、そこに家事が加わって私の1週間が構成されている。

時々勇気を奮って知らない場所へ出かけ、何らかの勉強会やワークショップに参加してみることがある。
自分では落ち着きはらっている風に見せたいが、周りの方から、ちょっと緊張しているみたいですね、とか、リラックスして、どうぞお気軽になどといわれてしまうことがよくある。
無駄に緊張してしまう性質はバレバレのようだ。

話を「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」の初回に戻そう。
ここでは改編前の「バッチフラワーエッセンス基礎講座」を既に受けた再受講だから、講師のお2人とは面識があるので安心である。
しかし自分の中に、再受講ということをオープンにしたくない気持ちがあるのを感じる。
以前、パビットラさんから、初めての方にとっては再受講の人からの情報が助けになる場合もありますよ、とアドバイスをいただいたこともあって、挨拶の時、思い切って再受講ですと言ってみた。
なんとかするりと言えた。
よかった、ちょっとほっとする。

拙文を読んでくださっている方の中には、この言葉一つ発するのにこんなに手間のかかる人がいるのかと、驚かれた方もいらっしゃると思う。
(自分でもどうしてこんなに怖がりの部分が自分の中に棲息しているのかを知りたいものである。)
今回の講座では、再履修は私だけだったが、他の参加者の方がとても落ち着いていらっしゃるように見えた。
そのご様子をみて、すごいなあと思い、同時に自分の肩の力も少しずつ抜けていくのが感じられた。


●「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」 受講中・・・バッチフラワーエッセンスとマウントフジフラワーエッセンス
今回、図らずも同時期にバッチフラワーエッセンスとマウントフジフラワーエッセンスの両方の「基礎講座(パート2)」を受講となった。

「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」は昼間で隔週、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」は夜で毎週という違いがあった。
私の場合、一方の講座が隔週だったことは大変にありがたかった。
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」が終わってからも、「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」は続いていたので、講座が終わってしまったという寂しさが緩和された。
他にも、同時期に2種類のミックスボトルが来ることへの調整ができたこと、フラワーエッセンスを学ぶ回数が多いことが単純に嬉しかったことなどがある。

以下は全く私の個人的な感覚なのだが、今回の両「基礎講座(パート2)」においては、マウントフジフラワーエッセンスは主として垂直方向の学び、バッチフラワーエッセンスの方は水平方向への学び、と大きく分けられるように思う。

「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」では、深い瞑想状態を経験することができた。
自分の中で大地の奥深くと繋がり、それが井戸のイメージで地に顔をだし、光と天女のビジョンを持って天へと上昇していった。
一方「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」では、受講生同士のペアワークがたくさんあったと思う。
他の人と一緒に学ぶ、交流する、ということを通じてエネルギーが波紋のように広がっていくのを感じた。
講座での学びは人それぞれに違うし、一色に染められるものではない。
今回たまたま同時期に受けたことで、自分の感覚がそれぞれの方向に向けて拡大していったと感じられた。

「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」での、あるペアワークで、こんなことを経験した。
はじめのビジョンでは、おしゃべり人形のような形の小人がたった一人でスケートリンクの端っこに立っていた。
ところがペアになった方のワークから流れてくる慈しみのエネルギーをいただいているうちに、スケートリンクは溶け出し、暖かい温泉になってしまった。
すると、大きな虎が現れ、小人は子供になりその虎の背に乗っている、というビジョンが現れた。
そのビジョンのままとどまっていると、自分の手や足がぽかぽかと暖かくなっているのに気が付いた。


●「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」 受講中・・・段階を踏んで学ぶ
「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」では感情カテゴリー毎に各フラワーエッセンスの性質について学び、ボトルを選ぶ方法もその都度教えていただいた。

各ボトルの性質についてはともかく、緊張したのはその選び方である。
普段個人セッションをさせていただく際には旧「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」で習ったやり方を踏襲しているので、それに慣れてしまっている。
今は講座なんだから、そことの違いを明確にし、間違えてペアの方に迷惑をかけないようにしなくちゃ、と考えた。
ある意味、講師の言うとおりにしなくちゃいけない、うまくやらなくちゃいけない、と考えて緊張していたのだと思う。

そんな自分の中の窮屈さに気が付き、改めてなぜ講座を受けに来ているのかを考えてみた。
私の場合、個人セッションができるようになりたい、という目的ではない、とすると・・・。
つまるところ、自分自身の再発見、フラワーエッセンスを学ぶことによって精神的に深く豊かになりたい、また、できることならば身体的な強さも欲しいと願っての再受講だったと思いだすことができた。
それを確認したあとも、相変わらずの緊張ぶりだったが、後半、意を決して新しいことにも少し挑戦してみた。


●「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」 受講後・・・他者にフラワーエッセンスを選ぶ
クライエントモデルを誰に頼もうか?
一番頼みやすいのは子供であり、その旨すでに頼んでもいた。
しかし実際にボトルを作らせてもらったのは、ある勉強会で知り合った方と、夫であった。
子供に断られたわけではなく、今回は普段と違う人に頼んでみようと思ったからだが、自分にとっては大きなチャレンジだった。

夫は嫌だとは言わなかったものの、『そういうのは一切信じてないから』といい、主訴も『肩の痛みを治したい』だった。
一度、何年も前に風邪のときボトルを作ったことがあったからか、『(選び方は)前と同じだね』と言われた。
私は内心『おお、前のことを覚えているんだ〜』と面白く思った。

ボトル選びの次からは、ボディワーク的技法が入ってくるので、ここからはノートを見ながらのセッションとなった。
腕へのワークの時、クライエントモデル(夫)の手や腕に力が入っており、本人はそうではないと言い張るのだが、どうみても主として私以外の人の力によってワークされているように思った。
全てのボトルを選びヒーリングし、頭部へのアプローチになると、クライエントモデルの呼吸が深くなっているのがわかった。
その後も肩の痛みが軽くなった等の直接的なフィードバックは得られていないし(悪くなったとも言っていない)、ミックスボトルの量もゆっくりとしか変化していないように見受けられる。

しかし私にとっては色々な意味で大きな収穫のあったセッションであった。
一つには、セラピストロールの側にも目に見える形での変化があったことだ。
セッションの翌日、何か痒いなーと思っていたら、ハートチャクラのところ、胸部の真ん中に一粒湿疹がでていた。
家族・夫婦という特殊な関係性ならではの出来事なのだろうか。
(個人的内容が含まれる為、中略)

クライエントモデルのもうおひと方はある勉強会で知り合った方である。
その勉強会で年末に飲み会があり、たまたま同じテーブルに座った方にフラワーエッセンスのことをお話し、モデルのご依頼をさせていただいた。
とてもお忙しい方であるにもかかわらず、OKしていただき、深く感謝している。
場所と時間の関係でボディワーク的技法はセッションに組み込まず、カウンセリングとボトルリーディング、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)によるヒーリング、短い瞑想をご一緒させていただいた。
あるフラワーエッセンスに特に共感を示され、その花の説明にとても馴染みを覚えるとのご感想をいただいた。


●「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」 受講を終えて
2015年が始まり、去年のことをあれこれと思い出しながらこのレポートを書いた。
「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」の受講中に池袋「東京ミネラルショー」のイベント会場に足を運び、「ヒーリングバザール」で出展しているサンバドさんに石を選んでくださいとお願いをした。
選んでいただいたのはクンツァイトという石だった。
アドバイスに従ってそれを喉元に当ててみた。
すると『子供の感じ。ハイジみたい。』とサンバドさんが言ってくださった。
インナーチャイルドのために石を身に着けるのもいいな、と思い、その日以来、ずっと身につけている。

今年はどんな年になるのだろう。
目前に迫っているある資格試験が今ここでの大きな悩みだが、それも時間の流れとともに変わっていくだろう。
これからも、フラワーエッセンスに助けてもらいつつ、花のエネルギーの学びを深めていくことを続けたいと思う。

講師の先生方、共に学んだ受講生仲間のみなさん、クライエントモデルの方々に深い感謝を送ります。
この体験談をお読みくださった方にもお礼をお伝えしたいです。

どうもありがとうございました。