バッチ博士のフジフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
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〜バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座/プロ養成講座を受けて〜
黒沢やよい
掲載日: 2006年 6月 9日

 今回、バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座、そして、バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座を受ける1年半ほど前に、本当にふとしたきっかけで吸い寄せられるようにフラワーエッセンスを知りました。その頃はパンフレットを見てなんとなく選んで気がついたら飲んでみて・・とただ漠然と何か大きな変化を期待していたので、小さな気付きに注目することもなく飲んでいました。内側を観る方法を知らなかった(知っていたかもしれないが、表面的で違う角度であった)為に、「結局フラワーエッセンスってなんだかよくわからない」というまま疎遠になっていました。

 そしてバッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座を受け始め、選ばれたボトルを飲み始めてから、特に身体に現れる変化が顕著になりました。たとえば右耳の奥に顔がゆがんでしまうほどの鋭い痛みを感じたり、頭部のほぼ同じラインにできものが3つ出てきたり、顎関節症の再発や(右のみ)、浅い呼吸、自分(←なにを以て自分かわかりませんが)を中心にして外側だけがぐるぐる回る感じ等。これらはすべて、以前ある時期に経験してきた身体の症状や感覚でした。ほとんどは2,3日でおさまっていったので、過去の浄化だと思っています。これらを再体験したことにより、そのとき何が起こっていたのかを考えました。自分が本当は望んでいない環境に居たり、「〜すべき」の中で過ごしていたことや、自分を否定していたこと、また、精神的に不安定な時期に過去のひずみが出ていたのかもしれないことに気付きました。きっと口に出せない悲鳴を、代わりに身体が表現していたのだと思います。
 感情面ではかなり波があり、イライラから始まっていつもの面倒だ、私は知らないという責任逃れの連続、しかし、面倒だと思えば思っただけ数分後、または数日後に更なる面倒がやってきました。責任逃れ、私は知らないというフリをした後は、「今度は逃がさない、あんたが処理しなさい」、ということがきちんとやってきました。これが数回続いた後、なにか詰まっていた栓がポンと音を立てるように抜けた感覚を感じました。「ああ、これは私が招いていたものだったのだ!」と。
 私は人に対してイライラすることが多く、口には出さないのですが、マインドが言葉で一杯になることはしょっちゅうです。フラワーエッセンスを飲み始めて数週間後、否定的な感情がわきあがったそのすぐ後に、頭の中にもう一人の私が現れるようになりました。その感情にとらわれそうな私を見ている、かといって咎めるでもないもう一人の私が出てくることにより、以前は怒りを感じたら全身が怒りと化していたものが、下まで降りていくことは少なくなってきました。否定的なものや問題にぶつかった時、自分が自分や相手に対してどのように接しているのかを少し高い視野から見られるようになってきたのです。
 そして夢にも様々なメッセージが現れました、特に印象に残っているのは、白く美しい洞窟に下りてゆき、そこで水晶を見つける夢や、夢の中で泣いていたら実際に泣いていたことが3日くらい続いたりと、ほとんど毎日カラーの夢を見ていました。多くはもっと奥をのぞけば輝くものが待っているよ、というメッセージを含んでいるように感じました。
 バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座で学んだ39種類の中のどのフラワーエッセンスか忘れてしまいましたが、サンバドさんが解説をしてくださっていた時におっしゃった『周りに誰ひとりいなくなっても、自分だけはここに居る』という言葉。この言葉が出たとき、他の受講生の方も何か感じられたと思うのですが、一瞬だけ部屋が静まり、場のエネルギーが変化したのを感じました。私にとって大げさではなく、この言葉は衝撃的でありました。その言葉にハートチャクラが共鳴し、ピンク色の性質を持った(私にはそう感じられた)その言葉がハートに入っていくのを感じ、私の核が揺さぶられるのを感じました。部屋に一人であったらなら、私は涙を流していたでしょう。初めて言霊に逢った気がします。バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座の中では本当に宝石のような言葉をいくつもいただき、それらは何度も何度もハートをノックしてくれました。

 4月に入ってからバッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座が始まり、その頃は否定的な感情にとらわれることが多くなっていました。何もしたくない、全てどうでもいい、爆発してしまいそうな、という感じの毎日でした。
 そのような日々はロールプレイのセラピスト役の当日まで続いていた為、何も準備する気分になれず、実はほとんど準備をしていませんでした。(すみません)クライアント役の方のお話を聴いていてもどうしても共感できず、寄り添うことができず、一歩引いてでしか話を聴いていることしかできませんでした。良い状態でロールプレイをできず、クライアント役の方には申し訳ないと思っております。このロールプレイをさせて頂いたことにより、セラピストのコンディションの重要さや、繊細な気遣い、また、普段私は話の聴き役のことが多いのですが、いかに今までちゃんと人の話を聴いていないのかを痛感しました。いかに聴き、ハートに落とし、共感して寄り添う、しかし決して方向性を与えることなくただただ聴くという難しさ!
 そしてクライアント役の時は、セラピスト役の時よりも緊張してしまいました。なぜかというと、記憶にある限り私は人に自分の悩みを口に出したことは2回目くらいと極端に少ない為、あちこちに行ってしまう私の発言を前にセラピストさんはかなりとまどわれたと思います。たとえば私のような人がクライアントとしてきた場合、セラピストとしてどのように接すればいいか、考えれば今は不安で一杯というところです。
 C班に半分くらい参加させて頂きました。外部講師さんたちのアドバイスはカウンセリングの内容だけではなく、セッションの環境やセラピストの行動などとても詳細に渡り事細かに注意してくださったので、本当に参考になりました。かといって実際それをできるかというのはたくさんの経験と共感できる心。今の私に全く足りないものなのでまずは自分を安定させてから、ゆっくり焦らず練習していきたいとおもっております。

 バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座の後半に差しかかるころには、頭で考えた事柄は頭から(上から)出てくる、ずるずるとした切れのない感覚。ハートがyes、直感である場合は本当にハートから(胸の真ん中から)一言「コレだ!」「そうだ!」という言葉が勢いよく、はっきりと出てくる違いが感じられるようになりました。

 パビットラさん、サンバドさんの冷静かつ的確なアドバイスは、たくさんの経験と実践によって生まれてきたエネルギーの塊のようでした。講義中は、本当に「あっ!」と思わず声を上げたくなるほど勉強になるアドバイスや事例などを教えていただきました。余談ですが、初めてパビットラさんにお会いしたとき、波の立っていない、周りの風景を全て映し出してしまうような、鏡のような湖面という印象を映像として受け取りました。吸い込まれるような、魅力的な方だと思いました。サンバドさん、楽しいお話をたくさんしていただいてありがとうございました。昼は会社で仏頂面の私も、講義を受けているときは顔の筋肉がリラックスしていたようです。笑いは大切ですよね。

 最後に、貴重な時間を講師の方々、受講生の皆様と共有できたことに感謝を申し上げたいと思います。また今後ともお世話になることと思いますので、よろしくお願い致します。