バッチ博士のフジフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
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バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座
バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を受講して
匿名希望

掲載日: 2008年 6月 11日


               
 2007年10月下旬から12月にかけてのバッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座修了後、ぎりぎりまですぐに受講するか、又はもう少しバッチ博士のフラワーエッセンスのひとつひとつのエネルギーをしっかりとなじませてから、各フラワーエッセンスの持つ意味を把握してから受講しようか悩んでいたバッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座。受講することに決めたのは、何よりカウンセリングの勉強をしたかったためです。そして内面に残る漠然とした不安を、フラワーエッセンスの助けを借りて晴らすことができたらという思いがありました。
 自分の特性を生かし、何か人の心を癒し生きる希望を与える手伝いをする、前向きに楽しく喜びを持って人生を送る手助けがしたいと思っていたのです。
 フリーの仕事をしており、安定した保障はありませんが、時々長期に渡る休みをとって旅をするという私のライフスタイルに合っており、人と接するのが好きだったのでほぼ適職でした。ただ人の相談にのったり、私と話すと気持ちが明るくなる、前向きになると言ってくれる方が多く、また私もそれを聞いて嬉しくなれば、もっと人の気持ちを楽にする手伝いをするカウンセラーやセラピストの技術・態度等も学んで、それを仕事にすることが出来ないかと考えたのです。

 バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座で毎週リーディングされたミックスボトルを飲用し、またミックスボトルを使ったヒーリングでエネルギーを受け取ったりと、フラワーエッセンスに触れたおかげで、エネルギーや気というものがよく分からなかった私にも、何となくそれが体験できるようになりました。私の内側にまだまだ残っていた癒されていない部分、恐怖、人に対して判断してしまう片寄った部分などがどんどん浮上し、だんだんと溶けていきました。
 バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座の前までの人生の学びから、私はそれなりに前向きで、自分を認め自分らしく自信のある(根拠はありません)、何があっても対処できる大丈夫な人間になったつもりでいました。でもバッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座での学びから、自分がまだまだ成長の段階、自分に対する理解も人に対する理解も不充分だったと悟りました。それは、落ち込んだという意味ではありません。まだ人生は半分、これからも学ぶことがあり、それを楽しみながら次の人生を歩いていけるんだという希望をフラワーエッセンスが与えてくれたのです。
 また、生きていく上でいろいろな人たちとの関わり合いはどうしてもあります。自分が苦手とする人、なぜ苦手か、彼らに対してどう対処すればいいか。それに対する答えを、フラワーエッセンスが与えてくれた助けによって、自分の中に見い出すことが出来ました。例えば不当な扱いを受けた時、泣き寝入り、または相手を許したつもりで何もせず、あきらめていた数年間の自分だったのですが、それをきちんと冷静に抗議したりと対処できるようになりました。

 バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座での各講義や、受講者がセラピスト役、クライアント役を受け持って体験するフルセッションのロールプレイは本当に勉強になりました。
 講義でのカウンセラーとしてのあり方で私が最も学ぶべきところは「人の話を聴く。気持ちを変えようとしない」というところだと思いました。私は人の悩みや心情を聞くと、何とかして、やたら励ましたり無理に前向きにさせようとし、ああしたらいい、こうしたらいいとアドヴァイスしてしまうのです。これは私が普段から批判している「ああしろ、こうしろ」とうるさい親や上司のような人と同じです。全く影そのものです。
 私がセラピスト役のロールプレイのときも、やはり同じことをしてしまいました。
 また、お休みの方がいたので代わりにもう一度セラピスト役を体験させてもらいましたが、そのときは最初からクライアント役の方に不信感を与えてしまい、セッションの間中、クライアント役の方との距離がどんどん広がってしまうのを感じました。
 人から言われ、自分でもカウンセリングという仕事ができるんじゃないかとある程度の自信を持っていた私に、私はまだまだ未熟だと思い知らせるとてもいい体験でした。人の話をただ聴く、相手を変えようとしない。その練習はずっと意識して続けています。
 また、私がクライアント役をしたときのフィードバックでの講師のパビットラさんの言葉で、私は涙が流れました。私の問題は、どんどん広がっていくように思えて実はたったひとつのこと。それに気づいてくれた。それだけで涙が出ました。癒しとはこのことかと思いました。
 私は今、特殊な状況で安定した生活を送っていません。いろいろなことに興味を持って、いろいろなことを学んでいます。収入も安定していません。各回のリーディングで私に選ばれる種類が、時には一種類だけだったり、たいていは数種、よく相対するようなフラワーエッセンスが選ばれたり、そしてめったに同じ種類がリーディングされないことは、私の内面が、もしかしたら混沌としている混乱の一歩手前なのかもと思うこともあります。それでも私には、まだ具体的には言えないのですが、精神世界的なこういった仕事をしたいという目標があり、そこへ向かう光の一筋が見え、前向きでいられるのは、フラワーエッセンスの助けが大きいと思います。

 修了後、すぐに受けようと考えていた認定試験も、約一年以上は自分なりにもっと人の話をただ聴く、その練習をしてからにしようと考えました。それは各フラワーエッセンスの意味をまだ把握していないという理由もあります。
 「バッチ博士のフラワーエッセンス講座」は終わっても、私の本当のフラワーエッセンスを学ぶということはまだこれからだと思っています。各フラワーエッセンスを手元にそろえることができなくても、日々の暮らしの中で花カードや「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」、ペンジュラム等と自然につき合い、だんだんとフラワーエッセンスと友好関係を深めていきたいと思っています。
 そしてカウンセラー・セラピストとして大切な「相手を変えようとせず、ただ黙って聴く」。私は他のどんなテクニックよりもこれを判断無しに出来るようになることが、この私には一番必要なことだと思います。これを何より意識して、学んでいきたいと思います。