フラワーエッセンスの基本

(4)ミックスボトルの作り方・使い方
これらの記事は、マウントフジフラワーエッセンス開発者パビットラが
カラーセラピーの会社より依頼を受け、
「初心者の方がフラワーエッセンスの基本を理解し、
なおかつフラワーエッセンスの核にあるテイストが漂う内容」
を意識し、全7回で執筆したものです。

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ミックスボトルの作り方・使い方

「フラワーエッセンスの選び方」では、テーマ設定が大切だという事について、ご紹介しました。
ここが曖昧だと、選ばれるフラワーエッセンスもぼんやりとしたものとなり、変化もぼんやりとしたものになりがちかもしれません。
テーマ設定のプロセスでは、自分自身や周囲の環境を見つめたり、確認したりするきっかけにもなり、この時点で、フラワーエッセンスのワークはスタートしているわけですね。

そして、テーマが決まったら、それに対応したフラワーエッセンスの選択。
マインドによる方法、直感的な方法・・・。
どんな方法であれ、フラワーエッセンスを選ぶ過程も、自分自身を見つめるプロセスとなります。
ご自分で選べないくらい辛い状態の時には、フラワーエッセンスセラピスト™や詳しい方のサポートがあるといいですね。


さて、様々な方法での活用が可能なフラワーエッセンスですが、主には、飲む事で、花のエネルギーを取り入れます。

私達がよくお店で見かけるのは、「ストックボトル」という形態のもの。
パンフレット等には、『「ストックボトル」から数滴をお水等に入れて飲む』、といった簡単な方法が記されています。

それ以外には、「ストックボトル」の原液から、各ブランドが指定している種類内で、遮光性のボトルにミックスする方法があります。
ミックスされたボトルの呼び方は様々ですが、ここでは、「ミックスボトル」と呼びます。

では、フラワーエッセンスを選んだ後、どのように「ストックボトル」から「ミックスボトル」を作るのかを、ご紹介しましょう。
また、飲み方についてもご説明します。

(注)
フラワーエッセンスの中には、希釈しないで、そのまま飲むタイプのものもあります。
例えば、弊社取り扱いの石のエッセンス「リビングライトエッセンス」が、これにあたります。
また、既製品のミックスボトルとして、コンビネーションという形で販売されているものもあります。
例えば、弊社開発の「マウントフジフラワーエッセンス」から、「フォーミュラー」(飲用)、「オーラスプレー」(オーラ外用)という目的別シリーズで販売されているものが、これにあたります。



〔ミックスボトルの作り方〕
数種類のストックボトルから、自分に合ったブレンドで「ミックスボトル」というマイボトルを作るのも、フラワーエッセンスの楽しさです。
数種類のフラワーエッセンスを日常的に使用する場合、「ミックスボトル」にした方が持ち歩きに便利ですし、何といっても経済的です。
そもそも「ストック」とは、貯蔵しておく為という事なのですし。
プロのフラワーエッセンスセラピストの個人セッションを受けられると、多くの場合は、「ミックスボトル」を作って下さるでしょう。


(1)
まず、30mlのスポイト付遮光ボトルを用意します。
グリーン、ブルー等のかわいい色ガラスのスポイトボトルもありますが、遮光性という意味では、褐色のガラスボトルが最適です。
何を優先したいかで、選んで下さいね。

お店等、不特定の人が手に取る可能性がある場所で購入した場合、この遮光ボトルにまとわりついたエネルギーを、まず浄化する必要があります。
各パーツに分解し、20分以上煮沸しましょう。
ボトルをリサイクルしたい場合も、同様にして、古いボトルに付いたフラワーエッセンスのエネルギーを飛ばします。

海外製のボトルの中には、耐熱に優れないもの、飲用仕様ではないものもあり、スポイトゴムやキャップが溶ける事もありますので、事前にお確かめ下さい。


(2)
遮光性ボトルに、5〜10ミリ程のアルコールかお酢を保存料として入れた後、残りをミネラルウォーターや湧水で満たします。

保存料は、保存の為、防腐の為のものですので、季節や場所等、環境によって増減しましょう。
また、アルコールならブランデー、お酢なら米酢といったように、ブランドによって勧めている保存料が違う場合がありますので、そちらもお確かめ下さい。


(3)
(2)に、各ストックボトルから、フラワーエッセンスを数滴入れます。

1本のミックスボトルに混ぜる事が可能なストックボトルの数は、ブランドによって多少違いますが、大体6〜7種類程です。
種類が多くなりすぎると、各フラワーエッセンスの作用が散漫になったり、人によっては過敏に反応したりします。

また、各ストックボトルから入れる滴数も、ブランドによって多少違いますが、大体、1〜7滴くらいの間でしょう。

ミックスボトルは、ストックボトルもそうですが、温度差が少なく、直射日光の当たらない涼暗所に、ボトルを立てて保存します。

エネルギー的な耐性はブランドによって異なりますが、フラワーエッセンスは電磁波の影響を受けますので、電磁波の強い場所への保管は避けて下さい。
電磁波対策としては、フラワーエッセンス専用のポーチ、EM製品のチャック袋(エンバランス)等にボトルを入れるようにするといいでしょう。
アルミホイルに包むのも、電磁波防止になります。
携帯電話等と同じバッグに入れて持ち運ぶ場合も、こういったものを使うと便利です。


ミックスボトルから、1回あたり数滴程度を飲みますが、1回あたりの滴数、1日あたりの回数は、ブランドによって様々です。


〔滴数・回数〕
平均的には、1回4〜5滴を、1日4〜5回程度。

ただし、それ以上に飲みたいと感じた時は、必要だというサイン、そのエネルギーを欲している兆しだとみなします。
自然と回数が多くなり、5回以上となってもOKですので、ご自分の気持に従って下さい。

緊急時等の特殊な場合(例:デート前の緊張を和らげたい、事故を見た時の感情的ショックから平常心に戻りたい等)には、5分おき等、短時間に集中的に使用する事もあります。

また、滴数ですが、情報が転写された液体を通して花のエネルギーを取り入れるわけですので、例えば、お薬のように量的なものをシビアに考えなくてもいいでしょう。
1滴多く飲んだからといって、害にはなりません。
逆に言うと、一度に大量に飲んだからといって、作用がパワフルになる事も、基本的にはないわけです。


〔飲むタイミング〕
一般的には、食前20〜30分程の空腹時、起きてすぐ、寝る前等がよいとされています。
ただし、それ以外に飲みたいと感じた時に飲んでも、問題ありません。


〔飲み方〕
スポイトで舌下にたらします。
舌の上でもOKです。
すぐに飲み込まず、少しの間含みましょう。
保存料のアルコールや酢がきつい場合は、お水やぬるめのハーブティー等にたらしたものを、ひと口ずつ含みながら、ゆっくりと飲むといいでしょう。


〔飲む期間〕
一般的には、2週間から1カ月くらい、同じ種類のミックスボトルを続けます。
その後は、様子を見て内容を変えたり、使用を中止したりします。

個人の状態、あるいはテーマ等によって、飲む期間には幅があるでしょう。
特殊なテーマの場合(例:自信を持って発表会に臨みたい、ケンカした後の怒りをクールダウンしたい等)には、数時間〜数日の使用となる事もあるでしょう。


必要な時には、飲む回数が増えたり、ミックスボトルとの絆を強く感じたりします。
必要でなくなってくると、回数が減ったり、熱い恋が冷めたような(!)、絆が薄れてどうでもいいような気持になってきますので、注意深く自分自身の反応を観察する事で、替え時、止め時が分かるでしょう。