2005年 秋

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秋から冬にお勧めのマウントフジフラワーエッセンス


●リュウノウギク《気づきと終了》

花暦で、9月、10月、11月に挙げられているのがキク。日本の秋の代表的な花のひとつであり、おめでたい時にも悲しみの時にも広く使われます。ひとつの花のように見えるキクの頭花は、実はたくさんの小さな花の集まり。そんなキクは、花の中でも、最も進化した存在として知られています。

秋から冬への時期、マウントフジフラワーエッセンスから、「リュウノウギク」はいかがでしょうか。「リュウノウギク」のキーワードは、《気づきと終了》。秋から眠りの冬に向い、出来事や時間の外側から、あるいは気づきの中心から、客観的に物事の全体や在り様を見つめる事を助けてくれます。大きな流れとして、静かに物事や自分自身を見つめ続けるなら、私達は自分の自然なペースを取り戻し、大きな流れと徐々に波長が合ってくるでしょう。

深緑だった葉が紅や黄に染まり、地に落ちるように、この世界の全ては常ではありません。終わりは新しい始まりへと成長し、始まりは新たな終わりへと進行していきます。私達の気持ちも、身体も、環境も。今、悲しみに打ちひしがれていたとしても、歓喜に酔っ払っていたとしても、いつかはそれもまた過ぎ去ります。私達の奥深くにあって決して変化しないもの、肉体でも感情でも思考でもない、内奥の中心の「それ」へと、このフラワーエッセンスは誘ってくれます。
木の葉が一枚一枚を落とすように、「私ではないもの」が、次々と剥がれ落ちていった後、残るものは何でしょうか。

癒しを加速し、問題やテーマを浮き立たせクリアにする作用もある「リュウノウギク」は、様々なヒーリングやセラピーのサポートとしても重宝します。行っている癒しが気づきに結びつかない時、日常での変化につながらない時には、気づきをうながす為の促進剤として、一定期間使うといいでしょう。

過去を断ち切れない時、比較や競争に巻き込まれている時、死別や別離の時、努力しすぎる瞑想者にも。

このフラワーエッセンスは、気持ちや思考のコントロール、原因追求、その他の何であれ、「外側に何かを見つける為の努力の全ては、役に立たない」という気づきにたどり着きつつある人の為に存在します。それは、荒れ狂う台風の中心の静けさ、行き交う雲の背後にある青空へと、意識を向けてくれるのです。

 


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