講座体験談
直線上に配置

■バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座を受講して

基礎講座の延長のように受講したプロ養成講座は、思っていたよりもずっと内容の深いもので、ここに居ていいのかなとの始まりでした。
全体を通して、日常の価値判断と別な部分を、少し認めることができるようになった気がします。誰かの用意した答えを必要とされない、そんな講座の空間が、私にとって貴重で、とても大切な時間になったと思います。
セッションの練習の時ごろからでしょうか、自分の内面的な感情を相手の方に伝える、投げかけることに、抵抗感があることを意識し始めました。それでも、何が問題なのか意識し始めることが出来たと、結構冷静にみている自分がいて、すごく発見でした。
講座でロールプレイのセラピスト役をやるにあたって、セッションの練習の時に私が体験させてもらったあの心地よい一時を、ほんの少しでも、クライアント役をやって下さる方に体験して頂けたらと、なぜかとても真剣にそう思ったのでした。何かひとつの事に正面から取り組もうとしている自分がおかしく、素直に楽しいなと感じられて、とてもうれしかったです。
フラワーエッセンスを暗記するときに、カテゴリーと写真のカードを使ったのですが、それまでは、〜〜の状態に対応しそうなフラワーエッセンスは?というような選び方だったので、自分がそれぞれのフラワーエッセンスにもっていたイメージとカテゴリーの分類が違って、戸惑いました。バッチ博士のフラワーエッセンス全体から感じて、そしてkeywordを意識してそれぞれのエッセンスをみてゆくと、とてもストンと納得できたというか、全く別の方向へ、くるりと向きを変えた気がしました。
それぞれのエッセンスやステップを踏んで、エッセンスを飲んでいく中で、その出来事は必要だから起きたのだということ、出来事の必要性的な見方があること、いろんな発見やものの見方があることを、体験できました。以前なら、一つ躓くと「どうしようモード」に入って、"どうしよう"がぐるぐるめぐり、どんどん悪い状況をイメージしてしまい、「もう自分じゃ何もできないよー」とうずくまって、投げ出したい気持ちになっていたのですが。
例えば、通勤途中の自転車置き場での、黒い子猫の話。
その子猫は小さくてとても可愛らしく、でも、野良猫の様子でした。私の家では、猫を飼える環境ではないので、その日は少し遊んでから家に帰りました。それからは時々、自転車置き場を通るときは、黒い子猫の姿を探していました。
誰かが猫に餌をあげているらしく、キャットフードなどもあり、誰かも可愛がっているんだと、少し暖かい気持ちになったりしていました。すると、「ニャーン」と足元で声がして、見ると黒い子猫でした。真っ暗な中に居る黒い子猫は、よーく見つけないと見えませんでした。その瞬間、「暗闇の中に居る黒い子猫は、声を出すことで誰かに見つけてもらえるんだ!伝えたい事は、言葉で言わなければ相手には伝わらないんだ」と、妙に納得したのです。
その頃、セントーリーの入ったミックスボトルを飲んでいました。自分の意見・言葉を伝えなければならないような場面が重なり、人の反応やその場の状況を、先読みばかりしている自分に気づきました。自分の気持ちより大切なもの?伝えきれなくても、自分の中にある気持ちや思い、それはとても大切で、消してしまえるようなものではなくて、存在していることだけは気づいて認めてゆけるようになりたいと、感じる出来事もありました。他にも、ドラマで"自分の思いは、言葉にして相手に伝えなくてはいけない"みたいなフレーズを聞いて、「あれ?あ、そうか‥」と。
メッセージは、いろんな形でやってくるのだなと、何度も繰り返されるフレーズに、ほんの少しずつチャレンジしている今日この頃です。
ボトルヒーリングは、その度ごと、とても貴重な体験でした。
ミムラス、ロックローズの入ったミックスボトルヒーリングのときは、花の写真を見せて頂いたおかげでしょうか?すごく鮮明な、でも、柔らかい黄色い光に包まれました。胸にボトルを当てていたのですが、そのボトルの所に黄色い蝶がとまり、やがて、ふわりふわりと舞ってるイメージでした。
ロックウォーターの入ったミックスボトルヒーリングでは、水の中にじっと存在する感覚、それも、明るい南の島の海。透明感のあるターコイズの水面が、波でゆらゆらするのを、下からの視線ではなくて、身体全体の視線で、空間に水のきらめきがある不思議な感覚を体験しました。
ウォールナットとハニーサックルの入ったミックスボトルヒーリングの時は、とても安心感にあふれる白っぽい光に包まれ、その白っぽい光の感覚を、本当に身体のまわりに広げるイメージができました。自分の背中に翼がふぁ〜と生えて広がった、それはとてもうっとりする優しいやわらかな感覚で、「あなたはいつでもこのエネルギーを感じることができます。」と、ヒーリングの中で言って下さったセラピスト役の方に、感謝・感謝でした。
そして、シェアリングという場も、私にはとてもありがたかったのです。
ひとりの人の発言を、みんなで耳を傾けて見守るように聞き、自分の感じたこと、思っていること(質問も含めて)「わたしは、こう思う。」ということ、それを表現してよい場所、安全な空間を体験することが出来て、自分の内側で何かが動きだした気がしています。
ありがとうございました。
T・S(BAプロ養成講座修了)