バッチ博士のフジフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
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〜バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座体験談〜
高野莉恵
掲載日: 2004年 12月 9日 

夏の終わりから始まった「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」も、来週を残すところになりました。もう紅葉の美しい季節から白い季節になろうとしています。パビットラさん、サンバドさん、アシスタントさん、ハートサポートシステムのスタッフの皆さん、バッチ博士のフラワーエッセンスを安心して体験できる素敵な空間をありがとうございました。とてもリラックスできました。毎回、時間をオーバーしても質問にお答えいただき感謝しております。そして一緒に受講した皆さん、とても和やかにすごすことができました。ありがとうございます。

さて、当講座中の目標は以下の2つでした。

★前期:マウントフジフラワーエッセンスのセラピスト認定試験に受かる。
★中〜後期:実家を出て、自立する。

エッセンスの特徴
前半:レッドチェストナット3回、ホーンビーム3回、スターオブベツレヘム2回
後半:1回しかでないエッセンスが殆ど。(しかし、スターオブベツレヘムは前半に追加して1回、バイン2回が選ばれた)
7回目に初めて、緊急時用エッセンスが選ばれた。

前半は、マウントフジフラワーエッセンスのセラピスト認定試験に対して極度に緊張し、その割にはエッセンスの意味を覚える時間より、だらだらしている時間が多かった。余計に焦りながらも、自立の為の資金の計算や本ばかり読んでいた。また予定をきっちり組む性格が、ネットが普及してそれがより加速された。緻密な予定を立ててばかりいた。また、認定試験の緊張と、自立に対する経済的な不安で、我ここにあらずで、不安ばかりが私の意識を占領していた。
しかし、8月末に会社を退職したことで自分の時間ができ、ワークショップに足を運び、今までしたことがなかった家事(特に料理)を楽しんでいた。それは、落ち着く時間を作っていたのかもしれない。エッセンスは焦っている私の感情を落ち着かせてくれた。
前半で一番記憶にあるのは、第2回目で自分に最適な1本を選んだときだ。ホリーが私にやってきた。飲んで直ぐに2つの体験をした。以下、その日の日記である。
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二つのことを思った。
ひとつは、ホリーのメッセージにある「否定的感情を出す」ということ。すでに解消されていると思っていた感情がまだ開放されてないのではないかと思った。もうなくなっていると思っていた感情を抱いてしまうような対象の人に二人にその日はあってしまったのだ。対象は経済的に裕福であることだ。テーマを設定しなければならなかった要因のひとつに、経済設計のあせりがあった。心に染み入るメッセージが浮かんだ。『人ぞれぞれおかれている現状がある。他をみていろいろ感じても自分の現状をいいほう方向に持っていくことにはならない。自分を省みてそこから何かを作っていくことに目を向けていると思っていたが、焦りを感じていたここ数日を考えるとその心がけを忘れていた。』これはこの文章を書いている今この時にあった。
そしてもうひとつは、「良い子」であるためにつく嘘だ。「良い子」で見られたいために、自分の否を認めることそして、それを他者に伝えることが小さいころからとても困難なことだった。今日も1つ嘘をついてしまった。エッセンスを飲んでから初めてついた嘘だった。嘘をついたことがとても苦しくて、その日は顔をしかめて、2時間ばかり悶々としていた。肉体的な苦痛なら、二度としないだろうが、精神的な苦痛だと忘れて、同じことを繰り返しがちだ。今回の精神的苦痛は、どれほど自分に苦痛をもたらすかを意識させてくれた。とても苦痛だった。嘘をついた否を自分にそして、他者に伝えることによって、考えられる損害は自分のふがいなさだ。しかし嘘をついたことによって、それを正当化するための嘘や言い訳は、自分の首を真綿で絞めるようなものだ。ありのままの自分を受け入れることによって、自分が自由になると感じた。自分の影の部分を見つめていこうと思う。
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これらの葛藤はエッセンスを飲用してから直ぐに生じた意識としては、今までの経験の中で一番強いものだった。似たような感情の経験は初めてではないが、「これでもか!これでもか!」と感情がやってきた。「心に体に記憶に深い体験をさせるのだ!」といわんばかりの勢いだ。とても心が苦しかった。何度も何度もエッセンスを飲用した。数時間の後、その波は収まった。私の中で根深く存在しているのだなぁと感じた。収まった後、翌日くらいはとても気分がよかった。その後、ありのままの自分でいることのここちよさを感じ、そしてずれないようにしている。

10月中旬にマウントフジフラワーエッセンスのセラピスト認定試験も無事合格し、残る目標は実家からでて自立することのみになった。

後半はエッセンスを選ぶ際のテーマに『母』は何度も絡んできた。如何に親の影響は大きいかということを再度認識した。今までは自分のセンターを感じ、留まるようにすることが殆どだったが、今回は大きく他者と絡んでいる。それに対峙することで両者になんらかの成長をもたらすことも体験できた。すっきりすっかり解決!とはいかないが、何もしないよりも何かした方が前に進んだと思う。
私が家を出ることに関しての母の反発は予想どおりだった。母と話し合い、母の感情を受け止めることの繰り返しだった。家の中のエネルギーが乱れたせいか、猫の病気が再発した。ある朝、寝ている私を起こして母がいつもの話をし始めたのをきっかけに、私は母に辛辣なことを言ってしまった。「心配してくれるのはとてもわかっているし、感謝している。でも一番は、私と一緒にいることで安全感を得られるから、執拗に引き止めるのでしょう。私の成長とかに関してはまったく考えてないよね」母は沈黙した。
以来、無意味な感情の爆発がなくなり、引き止める事はなくなった。母は私が出て行くことがどうやっても止められないと受け入れたのだろう。その後の母の発言は、小康状態になり、私の新生活に入ってくるような節がちらほら見えるので、一つ一つシャットアウトしながら、母が自分自身をいたわるよういろいろな角度で話をしている。

また、その日を境に引越しのことも含め、それ以外のこともスムーズに進んだ。好条件で望んだ物件と出会うことができた。

その物件と出会った時は楽しかった。その物件の内見をし、玄関をでたら左の靴のつま先に異物感を感じた。丁度、不動産屋の方がお知合いとあったようなので、私はちょっと離れたところでその異物を取ろうと左靴を脱いだ。それは10円玉だった。我が家の玄関でよく家族がお金を落とすので誰かが落としたのだろうと最初は思った。でもその前にいろいろ歩いたし、一度靴を脱いで別の物件を内見している。きっと妖精や天使が「ここいいよー!」と教えてくれたのだろう。とても感じのいい物件で、その時あった不動産屋の方のお知合いは大家さんで、その場で紹介をされた。

明日その物件と正式に契約をする。引越しの進み具合に関しては母も「スムーズに進んだわね。」と漏らした。

年内に引越し、そこで来年からセッションルームを開く。理由のない不安はもたず、日々感謝し、やってくるものをただ見つめていこうと思う。今はただ、今あることに感謝している。そのような心境でいられることに感謝している。またどんどん変化していくのだろう。

思えば、「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」に始まり、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」・「マウントフジフラワーエッセンスプロ講座」、そして現在の「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を通して、随分環境そして私自身が変化した。それまであった悶々とした日々・辛いと思われる経験は必要があったのだろう。それがあったので、フラワーエッセンスに出会えたのだろう。「自分を許す」ということが理解できなかった。そして今の経験も何がしかの為に、意味があってあるのだろう。人生は面白いものだ。いろいろなものが突然やってきて、流れてゆき、気が付くと姿を変えてそこにいる。

最後になりましたが、パビットラさん、サンバドさん、ありがとうございました。
ただただ、感謝しております。