マウントフジフラワーエッセンス 基礎講座(パート2) 体験談
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〜「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」体験談〜
このはなさくや


●振り返って感じる事
初めてマウントフジフラワーエッセンスの講座を受講したのは、旧プログラム時代の2004年10月と2005年の5月でした。
弊社注
2013年5月期より、各種「フラワーエッセンス講座」のプログラムが改偏されました。

その当時はまだ会社員だったこともあり、東京での講座の開始時間に毎回間に合わなかったので、大阪で開催された集中講座を受講しました。

前回は、とにかく参加することだけでいっぱいいっぱいで、まるでザルのようでしたが、今回は2回目であり、しかも回数を分けて受講したせいもあってか、ひとつひとつをゆっくりと理解することができたように感じています。

以前は、チャクラとかエネルギーボディ(サトルボディ)のことがよく理解できず、スピリチュアルなことにあまり造詣が深くないせいもあってか、摩訶不思議なものにしか思えたかったのですが、今回の受講を通じて、エネルギーボディ(サトルボディ)というものが、ひとつひとつがそれぞれ無関係にばらばらに存在しているものではなく、第1身体から第2身体へ、第2身体から第3身体へといった具合で、リレーのようにつづいているものであり、上位のエネルギーボディ(サトルボディ)が下位のエネルギーボディ(サトルボディ)を包含していることなどを、より立体的に理解できたように思います。

また、「女性性・男性性」についての講義の最中に初めて理解したことですが、いわゆる世間で言われているところの「男性」とか「女性」というジェンダーは、第1身体(肉体)が男性、第1身体が女性、というだけのことであって、第1身体が男性の場合は第2身体が女性性、第1身体が女性の場合は第2身体が男性性のエネルギーを帯びているといった具合で、自分の中に両方とも等しく存在するということが深く腑に落ちました。

余談なのですが、わたしは昭和40年生まれで、小学生から中学生にかけて、ちまたでウーマンリブとか男女平等ということが叫ばれており、わたし自身にとっても、男女の対等さというものは、中学・高校・大学とずっと関心をいだきつづけ、今現在のカウンセラーとしての仕事でも、恋愛・結婚問題、ドメスティックバイオレンス、モラルハラスメントなど、男女関係にかかわるテーマをたくさんあつかうため、一種のライフワークのようなテーマでありました。
だけれども、追及しても追及しても、男女の違いというものは厳然たる事実として突き付けられ続け、わたし自身、父が極端な男尊女卑主義者で、女性として生を享けたことで損だなと感じたことも10代から20代にかけてはしばしばあり、かといって男女の対等さというものを追求すると、今度は女性性をギブアップしなければならないのではないか?そうなると、女性として生を享けた以上、「自分らしさ」の放棄につながるのではないか?というジレンマに苦悩し続けてきました。
この「女性性・男性性」についての講義で、その葛藤が「ゆるんだ」ように感じました。

また、わたしは、心理療法や精神世界という領域に比較的長い間関わりながら、見えたり聞えたり感じたりということが体験できなかったため、「ホントはセラピスト、向いてないんじゃないの?」と、どこか思い続けてきたのですが、講座の中で取り上げられていた、視覚、聴覚、感覚、ニュートラルの中の、ニュートラルタイプなのかな?と思えて、身の置き所があってよかったというか、ほっとしたという体験をしました。


●フルセッション実技について
ふだん私は、もの忘れということはあまりしないのですが、なぜか最終回のフルセッションの実技のときに、実技の手順書が書いてあるプリント「だけ」を自宅に置いてきてしまうというハプニングがありました。
そのため実技は正直ボロボロでした。
いかに自分が文字に頼っていたのかが思い知らされました。
今後は練習を積んで、いちいちプリントを見なくても、クライエントさんとともに、場を共有しながら、スムーズにセッションできるようになっていくため、「数稽古」をしなければと肝に銘じた次第であります。


●ミックスボトルを使用した体験
毎回の講座でリーディングされたミックスボトルを家に持ち帰り、次回迄の2週間の間使用しつづけましたが、こんなに長期間にわたり、フラワーエッセンスを使用し続けるのもかなり久しぶりのことでした。

わたしの場合は、おもしろいことに、わたし自身のプロセスもさることながら、ボトルのメッセージにシンクロしていると思えるような(わたしがそう解釈しただけなのかもしれないが)テーマを持ったクライエントさんがその都度現れる、ということがしばしばありました。

ところが、フルセッションの実技をした回に、ペアになった方にリーディングして頂いたミックスボトルを使用した後、目に見えてハッキリとわかることがありました。
そのときのわたしは、やることが多すぎて、あれもこれも大切に思えてマインドが忙しくなり、パニック状態になって、地に足がつかなくなり、結局虻蜂取らず状態で状況が進まないという問題を抱えていて、「選択と集中。優先順位をつけて着実に結果をだす。」というテーマでボトルを選んでいただきました。
選ばれたボトルは、
スピリッツ(自分自身で選んだボトル)
オオキンケイギク
ツリガネニンジン
イヌキクイモ
スピリッツ(スピリッツが2回出ました。)
フジツボミ
サオトメカズラ。

最終回でシェアリングをしたときに、セラピスト役の方からプロセスを尋ねられて、初めて「あ、そういえば!」と気づいたのですが、実はその日までに、2カ月間くらい抱え込んでいて、ずっと完了できなかった大きな仕事が2件あり、その2週間の間にふたつとも完了できていました。
それは「重要ではあるけれども、絶対この日までにというデッドラインはない」ものでありました。

わたしの長年のクセで、人からものを頼まれると断れずに、自分が手がけていることを脇に置いても先にやってあげてしまう、というくせがあり、そのせいで、人のことはどんどんはかどっているのに、自分が本当にやりたいことがいつまでも後回しということがしょっちゅうあって、そんな自分に嫌気がさしてもいました。
要は、つい人の面倒を見て自分を後回しにする、「長女気質」なのです。
けれども今回は、頼まれごとをしたときに、やんわりと断って、自分が終わらせたいとずっと思っていたその2つの仕事に集中して終わらせるということが、いつの間にか出来ていました。
(オオキンケイギク、ツリガネニンジン、サオトメカズラの力でしょうか?)

それは、セラピスト役の方から尋ねられるまで、自分では気づいてはいなかったのですが、あらためて、「フラワーエッセンスって、こうやって働きかけてくれるんだ...」と感慨深い思いがしました。
思考や意志の力だけでは解決しきれない現状に、無意識に働きかけて流れをつくりだす、これがフラワーエッセンスの、特にマウントフジフラワーエッセンスの底力なのだと、しみじみ感じ入った次第であります。


●最後に
再履修をさせていただいてよかったと、本当に思っています。
8月なかばから3週間ほど休暇に出かけるのですが、飛行機の中でテキストを読み返すなど、じっくりと時間をつくって、あらためて振り返りを行ない、自分の中で整理をして、あとはフルセッションの実践の数稽古を積んで、「体験」を重ねていこうと思います。

ありがとうございました。

以上