マウントフジフラワーエッセンス プロ養成集中講座 体験談
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〜「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」体験談〜
T.M


「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」で、ペアでフルセッション実技を行った際、セラピスト役を私が、クライエント役をOさんがして下さった時の体験談です。



●カウンセリング
お父様は一昨年に他界。
お母様は、現在、介護施設で生活されています。

O様は、お母様との接し方に悩まれており、心の中ではいろんな想いと葛藤があるとのことでした。
(話の最中、O様の左手がよく動いていました。)


話は、お母様の介護の話から、「幼少期からの母親と自分の関わり」へと移行しました。

母親に対しては、幼少期から苦手意識があったとのことでしたので、具体的に尋ねてみました。

ご実家は自営だったため、忙しくて、お母様に話を聞いてもらえず、自分の『母親』のイメージとは違う。
違う人が母親ならよかったのにと思うこともあったそうです。

また、介護施設で、お母様が女性グループに入れず、仲間外れをされている感じ、そんな様子を見るのが嫌だとも。


「仲間はずれ」の言葉から、現在通われている、ある講座の話になりました。
自分以外は友達同士の3人で、苦手意識と疎外感から、講座に行きたくないと感じるように。

最初はお母様の事を気にされていましたが、「仲間はずれ」の言葉が出てきてから、根源は自分が感じている「疎外感」だったとご自身で気づかれました。


ここで、テーマについて改めて尋ねてみました。
大きなテーマは「疎外感」。

ご自身で色々な言葉を発してもらい、一番しっくりくる言葉を選んでいきました。


カウンセリングで、始めは母親との関わり方で気になることのお話に時間をかけられていましたが、キーワードとなる「仲間はずれ」「疎外感」がご本人の口から出てくると、母親を通しての自身の癒したい心の奥のテーマへと発展をしていきました。

テーマは、「疎外感を感じても受け入れて、自分を大切に出来るようになりたい」。


カウンセリングについて、講師のパビットラさんには、オウム返しをする言葉が長すぎるので、ポイントとなる短い言葉を返すことを意識するようご指摘を受けました。
頭では理解しつつも、言葉をはさむ箇所に戸惑い、間合いに気をとられている時もありました。



●リーディングされたフラワーエッセンス
1:ミゾソバ(ピンク) 第1チャクラ
2:アイリス(ブルーバイオレット) 臍の上 第2チャクラ
3:ミツバツツジ 第3チャクラ
4:ヤマツツジ(コーラル) 第4チャクラ
5:マツヨイグサ 第5チャクラ
6:シロバナタンポポ 第6チャクラ



●シェアリング・セッション後の振り返り
時間の関係もあり、シェアリングでは、マウントフジフラワーエッセンスのカラーパンフレットのワードから、クライエントとセラピストが感じたことをシェアする形でお話をしました。


セッション後の振り返りの際、講師のパビットラさんがボトルの作用について補足して下さったので、とても勉強になりました。
補足頂いた内容も加えて、見立てを記載します。


〈ミゾソバ(ピンク)〉 第1チャクラ
第1チャクラは、生きるためのサバイバルをサポートしてくれる座位。

O様がカウンセリングの後半で、何度も口にされた「疎外感」による生きづらさが深く関係しているように感じました。

ヒーリングの際もエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)の動きが重く、エネルギーの流れが滞っているようでした。

お母様も含めて、他者に対しての思いがパターン化されているのかもしれません。
そこに調和をもたらし、抵抗なく他者を受け入れられるように、ミゾソバ(ピンク)がサポートしてくれているように感じました。


〈アイリス(ブルーバイオレット)〉 第2チャクラ
O様は、アイリス(ブルーバイオレット)からのメッセージを読まれて、子供の頃、感受性が強く活発な性格だったが、他者と関わっていく中、自分をマイルドに演じるようになった。
そして、この立体的なアイリス(ブルーバイオレット)の形が守ってくれそうだと話して下さいました。

ヒーリングの際には、ゆっくりと大きな円を描きながら、花達のエネルギーが入っていき、ミゾソバ(ピンク)とアイリス(ブルーバイオレット)が混ざり合っているようでした。

他者ではく、自分が心地よい方向へ整えてくれそうです。


〈ミツバツツジ〉 第3チャクラ
「やらなくちゃいけないけど、身動きがとれない」と今の状況のお話が出てきました。

家族も含めて他者に対して、どう対応するといいのか分からない気持ちを溶かしてくれようとしているようです。


〈ヤマツツジ(コーラル)〉 第4チャクラ
〈マツヨイグサ〉 第5チャクラ
この2つのボトルの作用をマウントフジフラワーエッセンスのカラーパンフレットで一読された際、お母様との関係性に対してのサポートを感じられたようです。

ヤマツツジ(コーラル)に対しては、「母親との関係性にしっくりとこない、でも共依存をしている。家族のことで悩んでいる。」

マツヨイグサでは、「母親との愛情のトラウマ。与えてもらえないし、受けとってもらえない。集団に対しては疎外感や見捨てられる思い。」とお話がありました。

第3チャクラ・第4チャクラにリーディングされた2種のツツジに関して、講師のパビットラさんから、第3チャクラは「私とあなたは違う」、第4チャクラは「違っていることの根っこにあるワンネス」と関わる座で、第3チャクラのミツバツツジが上に、第4チャクラのヤマツツジ(コーラル)が下に、それぞれの花のエネルギーが手を差し伸べあっているとも見て取れるとのお話でした。

2種類の似た色合いのツツジのお花は、強く繋がっているように感じました。
また、ヤマツツジ(コーラル)とマツヨイグサも、お母様も含めた他者との関係性の停滞を動かしてくれるそうです。

この3つのお花のエネルギーは、「愛」や「愛情」に関して、互いに寄り添って、エネルギーを通してくれているようでした。


〈シロバナタンポポ〉 第6チャクラ
シロバナタンポポの「男性のエネルギー」というメッセージを確認した時、私は少し動揺しました。

男性もしくは男性性という言葉にO様のイメージがなかったため、しかも、リーディングされたのが第6チャクラ。
上位のチャクラだったので、リーディングを誤ったのではないかと不安になりました。
O様はとても落ち着いていて、優しく、柔らかな雰囲気の方で、女性らしさに溢れている方と感じていたからです。

私から、見解をお話するのが難しかったので、メッセージの印象から尋ねてみました。

すると、「本来はすごく活発で、我が強い子供だった。男性的なエネルギーが強かったが、成長と共に我が強く、主張することはよくないことと感じるようになり、それを信じてきた。」とのお話でした。

必要とされているボトルがちゃんとリーディングされているのだと実感をしました。

また、マツヨイグサのキーワードが「愛と女性性」、愛や愛情の癒しに加えて、シロバナタンポポと共に、女性性・男性性のバランスを整えてくれそうです。

この2つのお花について、講師のパビットラさんから、女性性・男性性という働きかけの側面から、マツヨイグサ(女性性)とシロバナタンポポ(男性性)は、互いに補い合って働いてくれる。
また、黄色(マツヨイグサ)は子供の色であり、白(シロバナタンポポ)は成人(成熟した老賢人的な)の色でもある。
という補足がありました。

そして、全体を通して愛情に関わるボトルが多くリーディングされているとの補足を頂きました。


ヒーリングの印象を尋ねると、「腕がめり込む感じ。ハートのヒーリングの時に軽くなり、体が飛び上がった感覚。第5チャクラのヒーリングで、呼吸が楽になった。」とのことでした。

確かに、ヒーリングの最初から、胸が大きく動くくらい大きく呼吸をされており、ハートにヒーリングが終わると、スーっと整った呼吸に戻られていたので、エネルギーが通ったと感じました。

今回のセッションでは、お花同士のエネルギーが混ざり合い、色合いもマーブル模様のように絡み合って、この時しか起こりえない癒しが生まれたように思います。



●フィードバック
(O様からのお手紙を要約・抜粋記載)

「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」後、新型コロナウィルス感染症の影響で、お母様の介護施設から面会自粛の連絡があり、会っていない。


飲用中、疎外感を感じていたのは、昔からだと気づいた。
「疎外感」を感じる度に、「またか」と自分自身の存在をネガティブに捉えてきた。

新しい集まりに入っても「疎外感」に敏感になっていて、自ら溶け込まないことを選択し、いたたまれない気持ちになることが多々あった。

その心の傷をミゾソバ(ピンク)とマツヨイグサがサポートしてくれたかな?と思う。

ヤマツツジ(コーラル)が分かち合い・相互依存をテーマで、自分は生まれ育った家族との共依存的関係に悩んできたので、納得した。

見捨てられることを恐れて、必要以上に与えてしまう傾向があり、被害者意識を持つことがあった。
これもマツヨイグサとの相乗作用で、見捨てられることへの恐れを手放して、楽になっていける気がする。

「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」後の疲労より、カウンセリングの時に話した講座をお休みしたが、その選択はテーマの「自分を大切にできる」ということかもしれないと思った。

今までは疎外感を感じた段階で、マイナス思考から抜け出せなく、ネガティブに感じていたが、「それから」という視点を持てるようになった。

「疎外感」を感じてからの行動を、自分は選びとることができることに気づいた。
「私」はどうするか選ぶことができる、と気づいたことは、受容性に対する能動性・積極性をサポートしてくれるシロバナタンポポが、自尊心・尊厳・明晰さに関わる第6チャクラに選ばれたことに対応していると思った。


また、アイリス(ブルーバイオレット)がリーディングされたのは、「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」では話さなかったが、新型コロナウイルス感染症への心配が強くあったことと関係しているのでは?と思った。

これもマツヨイグサとの組み合わせで、ネガティブな空想から解放してくれる助けになったかもと思う。


また、講師のパビットラさんのセッション後のお話で、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)ヒーリング中に、エネルギーが大きく動いたといわれたのがとても印象に残っている。


以上のフィードバックを頂き、O様は、テーマとしっかりと向き合われて、お花からのメッセージを真摯に受け止められている印象でした。



●フォローアップセッション
フィードバックのお手紙から感じたことをお伝えしました。(以下メールの文章抜粋)

勉強会後、講座のお休みやお母様の施設の面会自粛対応で、面会が出来ていないとのことでしたが、ひと呼吸を置く時期だったのかもしれませんね。
また、O様が前向きに受け入れられていると感じました。

O様が勉強会の時に、新型コロナウイルス感染症に対して強く心配をされていたのは、当然だと思います。

アイリス(ブルーバイオレット)がこの不安をサポートしてくれていると感じられていたとのことで、言葉で語らなくても身体はちゃんと必要なお花を選んでくれていると改めて感じました。

また頂いたお手紙に、「疎外感」の言葉が多く出てきましたが(テーマなので当然ですが…)、お花のエッセンス達が共鳴し、混ざり合って大きなサポートをもたらしてくれているようです。

この疎外感は幼少期よりも前、過去世を含めて、根底にあったのかもしれません。
ご本人にとってはしんどい体験ではありますが、この疎外感を浮き彫りにして溶かし、これからのO様自身を伸び伸びと表現していくことに繋がるように思えます。



●結び
「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」以外でも、様々な方々にフルセッションのモニターとしてご協力を頂けたことは、とても有難かったです。


通常、セッションに来られるクライエント様は、他のヒーリングセラピーも体験されていて、セラピーの流れがなんとなく分かる、フラワーエッセンスも利用をしてなくても知っている方が多いように思います。

モニターをお願いした方の中には、「フラワーエッセンスって何?」から「チャクラ」「身体」などエネルギーワークの言葉に全く触れたことがない方もいらっしゃり、こちらの勉強不足もあり、適切なご説明が出来なくて申し訳なかった思いがあります。


また、「ボトルはどのように選んでいる?」と複数の方からのご質問の回答は難しかったです。
勉強会の際に講師のパビットラさんにご相談して、アドバイスを頂きました。


また「テーマを決める」ことに慣れていらっしゃらない方も多くて、お手伝いをさせて頂く際に、ご自身でどんどん深く掘り下げていかれ、気づきを深めていかれました。

カウンセリングやテーマを意図することの大切さを、フルセッションの体験で、感じて頂けたように思います。


「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」で教えて頂いた、セッション前の「セラピストと場のエネルギー調整」は、クライエント・セラピスト共に守ってくれるとても大切な準備だと感じます。

カウンセリングでは、クライエント様にとって、つらいお話が出てくることも多々あります。
そのエネルギーに同調しすぎて軸がブレないように、守られている感覚があります。

フルセッションが終わると、私自身、お花から元気をもらっているように感じています。


フルセッションでの時間配分、カウンセリングのステージでのクライエント様への言葉掛けや寄り添い方、シェアリングでのお花からのメッセージの受け取りなど、未熟な点を多々感じておりますが、それらもその時点で私自身にとって、起こるべき事と受けとめて、次のステップへと活かしていきたいと思っております。