バッチ博士のフジフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
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〜バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座を受講して〜
エトワール
掲載日: 2006年 6月 8日

 約2年前に、大阪での「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎大阪集中講座」を受けてから、今回の東京での「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」でしたので、記憶がどこまで残っているか不安がありました。フラワーエッセンスの選び方の手順ですら、不安がありました。ですが、久々にサンバトさんとパビットラさんのお話を伺って、皆さんのなかで学んでいくうちに、少しずつ様々なことがもどってきました。

 初回は、プロとして必要なカウンセリングについて、基本的なことから、心構えなどを教えていただきました。教えていただいたことの中から、私が何とかして・・・という気持ちがあると、大事なことも見えなくなってしまうということがよくわかりました。質問の中に答えがあることや、オウム返しや沈黙が重要だという意味もわかりました。
 この日、自分の為に選んだフラワーエッセンスは、この数日前にとても嫌な気持ちのままに終わった仕事の依頼、そして、お断り。の私の感情には、とても必要なものでした。表面上は解決したように見えていた自分の感情でしたが、深い部分ではまだまだ残っていたことは、とても興味深く、今後の自分に役立つものだと思いました。また、この日にミックスされたフラワーエッセンスを飲むことで、ゆっくりと氷が溶けていく感じを体験することが出来ました。

 2回目、講義でのサンバトさんの言葉に、「自分のこころと対話できなければ、クライアントさんと対話できない。」というものがありました。これは、実に深い意味をもつ言葉だと思いました。プロのセラピストとなる前に、まず、自分を見つめ直そう。と思いました。自宅に帰って、寝る前に、自分のこころを見つめる時間をもつことにしました。それまでも、簡単な瞑想はしていましたが、何だか集中できなかったのは、きちんと自分のこころを見ることが出来ていなかったからだということにも気づかせて頂きました。
 この回は、オリジナルチャートを使って選ぶ。ということを行いました。最初、テーマが広すぎて、本数が多く出てしまったのですが、テーマを絞ることで、あっという間に絞り込んで選ぶことが出来ました。アドバイスくださったペアの方に感謝です。
 また、この回では、実際のカウンセリングをパビットラさん、サンバトさんにデモンストレーションとして見せていただくことが出来、非常に学び多き回でした。セラピスト役のパビットラさんの落ち着きと(クライアントさんの気持ちがぜんぜん違うと思いました。)、話をとにかく聴くという姿勢は、一朝一旦では出来ないものだと、改めて学びました。

 3回目は、自分を知る、実におもしろい講義でした。ペルソナのお話は、今後、自分がセラピストとなり、セッションしていくことになった場合、どのようにして見ていくかが大事だと知りました。
 この日の実技では、ボトルを使ったヒーリングを教えていただきました。リードの方法から、クライアントさんにとってどれだけ大事なものかが良くわかりました。

 4回目の講義の際に、この週に注目すること。と言われた事を、実際に自他共に注意して見ました。他の方だけではなく、自分はこんな所に怒りを感じて、このような感情を持ち、こんな言葉を使うのか!と、改めて驚いてしまいました。
 実際に、ペアを組んでのフルセッションの練習は、緊張してしまいましたが、クライアント役の方にそれが伝わってはいけないと思い、自分も深い呼吸を意識して行いました。連休明けまでに、自分への課題がたくさんできました。頑張らなくては・・・
 実際にクライアントとセラピストに役割を設けての練習に入っていきました。連休は、 全く予定が狂い、勉強できなかったので、正直焦ってしまいました。皆さんのを拝見しながら、自分の番までに何とかしなくては。と、思いました。

 5月15日のロールプレイでは、クライアント役をさせていただきました。セラピスト役の方がとても緊張されていて、声の震え、手の震えだけでなく、空間に漂う緊張が伝わりました。これは、とても勉強になりました。セラピストとクライアントの間には、とても敏感な空間が出来ることを学びました。
 また、セラピスト役の方が、私の言葉をメモなさる時間が、いい意味で私にとっては考える時間になり、自分をみつめる時間になりました。それは、その日、最初にテーマとした、日々忙しいので、何とかしたい。というものにとても関係していました。自分をみつめることさえ、普段なかなか取れない時間でもあったことにも気づき、やらなければならないことが日々山のようにあって、これでいいのだろうか?本当にすべて必要なことなのだろうか?やっていて楽しいことだけが、本当に必要なことなのではないだろうか?というような心の流れになっていきました。パビットラさんが、サンバトさんとのデモンストレーションの中で、オウム返しのほかに、『相手を待ってあげる時間』をとても持っていらしたことは、こういうことだったのか!と、そのときに身をもって知りました。
 その日に出たフラワーエッセンスは、ホーンビームホリーで、まさしくそのときの私に必要なものでした。選ばれたフラワーエッセンスを知ることで、本当の自分はどんな状態だったのかを改めて知ることが出来、そこから学べるということも痛感いたしました。セラピストは、そのお手伝いをしっかりすることであり、セラピストの意見を言うことや、矢継ぎ早に質問していくものでもないこと、とにかく、クライアントの心をいかに自然に聴いてあげて、クライアント自身が自然に気づくお手伝いをすることがとても大事だということを学びました。

 29日には、そのセラピスト役としてのロールプレイでした。流れをとにかく止めないことを念頭におき、始めました。テーマを別の角度から見ていただけるお手伝いは出来ないかと、10分過ぎから試みるつもりで、それまでの話の流れを見直してみたりしましたが、思っていたよりなかなかうまく流れがいかず、「この辺りを聴いてみたいけれど、はたしていいのだろうか?」といった気持ちが行ったり来たりしていました。
 また、お話していて、クライアント役の方と一緒に笑ってしまったりして、そのときの反省でも申し上げたのですが、「クライアントさんと一緒になって笑ってしまう。」は、私にとってセラピストになることへのテーマの一つです。セラピストとしての自分を保つために、始まる前に、自分に言い聞かしてみることをしてみようかと思います。
 また、自宅でお友達にお願いして練習をしたところを、その場でも同じ間違いをしてしまい、その途端、手が震えてしまいました。深呼吸をしながらなんとか落ち着くように努めましたが、最後のミックス確認も忘れてしまいました。もっともっと練習を重ねることと、失敗を良き学びとして捕らえる心も必要だということも良く分かりました。
 サンバトさんから頂いたご指導の中に、ある一枚のカードについては、とても学ぶことが多くありました。
 また、掘り下げようとしていたときに、「質問したい」と思ったことについて、セラピストはその思いをどのように自己観察するか、表現すると決めた際にはどのような言葉を使うかによって、そこから、もっと深いところへいったかもしれない。と思うと、本当に難しいものだと思いました。質問も、あくまでもクライアントさん主体で、『質問のしかた』が重要になることも学びました。
 ボトルヒーリングのとき、ヒーリングに入るタイミングがあることも教えていただき、自宅に帰ってその通りやってみると、ヒーリングの流れがとても自然になりました。大事なことを教えていただけました。
 見るのとやるのでは大違いで、他の方々のフルセッションを見させていただいたことから、実に沢山のことを学ばせていただけました。また、自分のときに関しても、皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の自分にとってとても大切なことばかりでしたし、サンバトさんからいただいたお言葉は、すべて有り難いものばかりでした。めったにないチャンスの数々に、大変有り難い思いで参加させていただけました。

 難しいけれど、プロのセラピストとなって、フラワーエッセンスの素晴しさを、一人でも多くの方にお伝えするとともに、フラワーエッセンスによってクライアントの方々が、ご自分の持つ本来の姿に近づき、心も身体も癒されて、その方から放たれるものがより素晴しくなるお手伝いが少しでも出来たら、本当に嬉しく思います。
 セラピストは何もしなくても、フラワーエッセンスがすべて教えてくれる、この素晴しいものに携わっていくことが出来たら、本当に幸せです。
 これからも様々なことを学び続けていきたいと思います。